「ICC アニュアル 2024『とても近い遠さ』展」において、アーティストの青柳菜摘氏と細井美裕氏によるコラボレーション作品「新地登記簿」のテクニカルディレクションを担当しました。

展示室内に造られた構造物は,螺旋状に連続する過去と未来への時間の延長を示唆しています.そこに青柳の映像と詩,細井の音響が,人工的な土地というモチーフにたいして,それぞれのイマジネーションを拮抗させるように,同期しない関係性によって,ユートピアあるいはディストピアとしての,新しい,どこにもない,しかし,どこか抽象化された世界について考えさせる場所のイメージを生成しています.

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ウェブサイトより抜粋

撮影:木奥恵三
撮影:木奥恵三

ICC アニュアル 2024 ものごとのかたち
会期:2024年6月22日(土)—11月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]  ギャラリーB,シアター

企画:畠中実,指吸保子
キュレトリアル・チーム:畠中実,指吸保子,鹿島田知也,赤坂恵美子,宮脇愛良

主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東日本電信電話株式会社)

--

青柳菜摘+細井美裕「新地登記簿」
ドラマトゥルク:和田信太郎
テクニカル・ディレクター:イトウユウヤ(arsaffix Inc.)
空間構成協働:井上岳(GROUP)
サウンド・エンジニア:奥田泰次


Photo: KIOKU Keizo
Photo Courtesy: NTT InterCommunication Center [ICC]